〖なぜ幼少期からの受講をおすすめするのか〗
生まれてすぐの頃は本能のままに生きている赤ちゃんも、たくさん話しかけ、ふれあい、笑いかけることでたくさんのことを学んで行きます。
たとえば日本人のこどもでも英語だけで話しかけて育てていれば英語を話せるようになり、英語圏の国籍のこどもでも日本語だけで話しかけて育てていれば日本語を話すようになりますよね。
それは音楽に関しても、まったく同じことが言えます。
幼い頃からどれだけ音楽と関わってきたか、ということが将来の音楽力に繋がっていくのです。
もちろんTVで教育音楽番組を観せるのもひとつの手かもしれません。
家事をしていてTV番組に助けられる事は多々ありますし、決して悪いことではありません。
しかしやっぱりこどもたちには、血の通った本物の音楽と出会ってほしいのです。
親御さんの声の響きや吐息、あたたかさや熱量、楽器の音によって振動する空気…etc
デジタルな時代だからこそ、生きた音楽と触れ合うという体験をこどもたちにたくさん経験してもらいたいと考えています。
その中で「たのしい!」という” 心が動く"経験、つまり”感動"を積み重ねることで
「音楽って楽しい!」とお子さんが感じてもらえたら、それは一生モノの感性だと思います。
しかし、良くも悪くも人は歳を重ねるごとに理論的に物事を考える力が身についていきます。
音楽に関して言えば、楽譜や理論、演奏法など頭で音楽を理解しようとします。
それもひとつの素晴らしい技術かもしれません。
でも、こどもたちが音楽と出会うとき、入り口はそれでいいのでしょうか。
音楽を聞いてワクワクする、キレイだなと思う、自然と体が揺れて、自分もやってみたいと思う。
私たちはそんな”感覚としての音楽”との出会いを大切にしたいと思っています。
まだ頭も心も柔らかい幼少期のうちに、こういった感覚的な経験をたくさん積むことで
いずれ理論的に物事を把握できる年齢になったときに、物事の捉え方や表現がより豊かになるのではないでしょうか。
そんな大切な幼少期に、私たちは音楽というツールを使ってたくさんの感動体験をこどもたちに経験してもらいたいと考えています。